日本TOC協会について

ゴールドラット博士の遺志を継いで、TOCの普及につとめ、
多くの企業の飛躍的・持続的な成長に貢献

設立趣旨

私たち日本TOC協会は、TOCの提唱者である故エリヤフ・ゴールドラット博士の遺志を継ぎ、より早くより多くの人々にTOCの理念を正確にわかりやすく伝えるとともに、実践者の経験やノウハウを広く共有することによって、より多くの企業が飛躍的、そして持続的な成長を達成できる環境を提供し、日本の生産性を大きく高めることに貢献いたします。

日本では2001年に故ゴールドラット博士の著書『ザ・ゴール』の日本語版が出版されて以来、TOCの考え方やその実践法を学べる環境が徐々に整ってきました。近年、様々な分野で様々な企業が経営改革のためにTOCを導入しており、あらゆる企業から成功事例が発表されるようになりました。しかし、TOCは企業あるいは組織のマネジメント手法として主流を占めるには至っておらず、TOCの真の価値がまだ十分伝わっていないのが実情です。

そこで私たち日本TOC協会は、故ゴールドラット博士が晩年、特に強調されていた「Never say ”I Know”(決して「分かった」と言わない」という言葉をもう一度思い起こし、これからTOCを学ぶ人々、これからTOCを実践する人々、既にTOCを実践している人々が、より早くその目的を達成して次のステップに進むために、日本および世界で最良の知見と経験、ノウハウを共有し、実践していただける場を提供していきたいと考えています。

2014年10月1日
日本TOC協会 設立時代表理事 津田能成