本コースは、TOC思考プロセスは知っている、またはTOCfE(「教育のためのTOC」)などに参加して知識はあるが、実際の問題に使いたいという皆さんに向けた有料のオンラインコースです。
本コースでは、講師(西原隆 株式会社エーラボ 代表取締役)の17年を超えるコンサルティング人生から得られた経験とノウハウに基づいて、TOC思考プロセスのロジックとツールを丁寧に解説しつつ、組織の目標を達成するために、どうすれば同僚と上司の納得を得て協力してもらえるかにフォーカスして、経験談を交えた即実行できる研修をおこないます。
組織を本当に変えるには、どんなに優れたものであっても、手法やツールを知っているだけでは、うまくいきませんし、長続きもしません。幹部や同僚を巻き込んで仲間になってもらうことが絶対に必要です。それらの人々を巻き込むには、どうやってコミュニケーションしないといけないのか、それを体系的/論理的に整理したものが『TOC思考プロセス』です。ツールはここに全て揃っています
しかし、組織の変革を成功に導き、持続させるには、人が抱く『変化への抵抗』を玉ねぎの皮を剥くように、一枚一枚、外側から順に剥いていかないといけません。そうでないと、人を巻き込めません。必ずどこかで離脱されてしまいます。たとえば、問題が何なのか合意がないのに、いきなり解決策を論じるのは、ただ反発を招くだけです。
本コースを終えたら、是非、即実践してご自分を鍛えてください。少し分かったら、ツールは体で覚えましょう。習慣化することが大事です!
開催日時と参加費用
第2回目のスケジュールは終了いたしました。次回の開催日程等は現在検討中です。決まり次第、本ページにて告知させていただきますのでお待ちください。
第2回参加の皆様は、録画ビデオを6月17日までご視聴可能です。
2022年度新規入会の賛助会員(個人)への特典
2022年4月~2023年3月の日本TOC協会賛助会員(個人)の申込の受付を開始いたします。今回ご入会いただいた方に限り、有料研修1回を無料でご招待いたします。TOC思考プロセスコース(2022年5月12日から4日間)も対象に含まれます、是非この機会にご入会を検討ください。
賛助会員(個人) 入会金:10,000円(税別) 年会費:15,000円(税別)
<研修日程・時間が合わない人のために>
本研修は、ビデオ録画しておりますので、研修開始後一定の期間は、いつでも録画ビデオを閲覧可能いただけます。特に第3日目の演習では、他の受講生とも色々議論して理解を深められますので、是非ご参加頂きたいのですが、その日程/時間にご都合が合わない方も録画ビデオを閲覧できます。また、質疑応答は研修終了後メールにて受付ております。
研修日程/時間にご都合が付かない方も、是非お申込みください。
西原講師 略歴紹介
- 2004年よりTOCコンサルタントとして主に開発部門の改善指導に従事「TOC/CCPM標準ハンドブック」を出版。
- 2016年4月には東北大学にてR&Dマネジメント担当講師を務める。
- 2018年に株式会社エーラボを設立。
- ソフトウェアシンポジウム論文「日立グループにおける働き方改革の『カタ』-マルチタスクに注目した設計・開発の改善プログラム」を発表。
- 中小企業診断士・ TOC ICO 登録ジョナ・認定スクラムマスター
アジェンダ(パンフレット)
TOC思考プロセスコース概要
TOC思考プロセスとは、エリヤフ・ゴールドラット著『ザ・ゴール2』で紹介された手法です。
TOC思考プロセスは、生産現場の変革を進める上でコミュニケーションツールとして活用する事からスタートし、プロジェクトマネジメント革新、組織全体の改革、お客様への提案活動など様々な場面で活用されるようになりました。現在は、ビジネス環境だけでなく、病院の改革、学校教育現場(TOCfE)でも活用されるようになり様々な場面で活用されるものに発展しています。
どんな組織においても、変革成功のカギは、関わる人々の協力です。
人々の協力を生み出していくためには、どのようなコミュニケーションをおこなえばよいのか、具体的/体系的にまとめたものがTOC思考プロセスです。
本研修では、このTOC思考プロセスの基本的な考え方から、実践的な活用方法まで、体系的に学べます。
講師コメント
TOC思考プロセスは、人が考えていくプロセスを明確なルールに基づいて表現する事で、共に変革を実践する人々と議論を通じて納得を作り出す事ができます。
一方、ルールを厳格に活用しようとすると難しく考えすぎてしまい活用する事を控えてしまうといった傾向もみられます。
そこで、今回の研修では、TOC思考プロセスの基本ルールをご紹介した上で、私が17年間コンサルティングのゲンバでTOC思考プロセスをどのように活用してきたのか事例をご紹介し、皆様が即活用できる方法をお伝えしたいと考えております。 TOC思考プロセスを活用し、皆様のゲンバの改善・改革実践に生かせる研修コースを設計させていただきましたので是非ご参加ください。
受講者の声
製造業 営業企画部門所属 | 充実した内容でしたが、講師の受講者との適切なコミュニケーションにより飽きずに最後まで乗り切ることができました。 理論は理解できても実践のイメージがなかなかできず、次の一手が打てずにいたが、従来のボトムアップの改善活動と結び付けていく方法を知ることができ、実践に対して希望が持てました。また、思考プロセスを効率よく実践の場で活用するためのコツ、現実的な方法を知ることができました。 |
製造業 品質保証部門所属 | とてもよく期待通りでした。ツールをそのまま使うとかなり面倒というか複雑になる感じがしていたのですが、ツールのポイントをかなり抑えた説明で、実際に使いこなしている表現などかなりわかりやすく、私でも使えるかなとも思いました。 話が時折ユーモアもあってよかったです。 |
製造業 調達部門所属 | もっと学問的な内容になるかと思ったが、TOCのベースが有る上での実践だった点は期待以上。 |
社会保険労務士 | TOCfEに触れたことがあったので、そのコツという点を理解しやすかった。 守破離の「守」だけでなく、事例を交え「破」の部分で実践的な活用方法に触れることができました。 |
製造業 総務部門所属 | YouTubeの動画や実践的なツールが紹介されていて、自分が社内で実践するイメージがつきやすかった。 |
お問い合わせ
一般社団法人日本TOC協会 事務局 jimukyoku@japan-toc-association.org