ジレンマ

【ブログVol.87】真の洞察とレシピの違い

2017年3月27日
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私たちは皆、考えるだけで時間をほとんど潰してしまうほど我々を悩ます一番大きな問題を解決したい。一般的に言えば、そういう問題を驚くほどきれいに解消してくれるソリューションが2つあります:

  1. 特定の問題をうまく処理する詳細な処方。私はそれを「レシピ」と呼ぶ。なぜなら、それがどう我々を救うのか本当は分からないで、ただ従う治療法に似ているからだ。「ベストプラクティス」とも呼ばれるそれらレシピは、多くの場合、明確な因果関係を根拠にしたものではなく、大抵はそれでうまくいったという過去の経験に基づいている。
  2. 新しい可能性を秘めたソリューションの核になる洞察(知見)。つまり、論理的な思考法を用いた完全なソリューションの綿密な開発につながる新しい理解。
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【ブログVol.54】市場にTOCの価値を売り込む

2016年6月15日
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TOCが最高の経営手法であるなら、なぜ我々はそれを売り込むのに苦労するのか?

これはTOCに熱心な人々すべての最も普通の疑問だと私は思います。これは包括的な手法の潜在的な弱点を突いた現実のひとつではないでしょうか。私は、TOC陣営の外にいる人々だけでなく、ゴールドラット博士本人を含む沢山の人々から、何度もその説明を聞きました。現状のTOCの重大な好ましくない結果(UDE:Undesirable Effects)を挙げると次のようになります:

  1. TOCでは、今だに、故ゴールドラット博士が、唯一のリーダーで教祖であり、非常に有名で影響力の大きな人物である。
  2. TOCは多くの考え方を敵にし過ぎる。
  3. TOCが何なのか合意された定義は何も無い。
  4. 世に現れて長い時間が経ったにしては、TOCの評価は低い。
  5. 広範囲のTOCに満足しているように見える人々はほんの少数しかいない。
  6. TOCは、ゴールドラット博士が開発した多くの示唆に富むコンセプトを含むが、それら全体に渡る明確な一貫性を欠いており、それ全体をインプリメントする効果的な方法が見当たらない。
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【ブログVol.53】組織におけるコンサルタントの日々の役割り

2016年5月30日
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Cartoon of big business leader saying to businesswoman, I need a list of specific unknown problems that we'll encounter.

我々がこの先遭遇する未知の問題を具体的に挙げてもらえないかね

コンサルタントはそう冷やかされても仕方がない。経営コンサルタントは、組織の管理階層に属さないので、組織内の駆け引きでは外野です。しかも、コンサルタントは一切責任を負わず、マネージャーの実務経験者も本の稀にしかいません。

経営コンサルタントにはタイプが2つあります。第一のタイプは、自分の役割りはファシリテーターだと思っていて、人々が彼ら自身の考えを述べるよう動機づけて、それを周囲に巧く伝えられるようファシリテートするのを仕事にしている人たちです。そういうコンサルタントは、どんな問題であれ自分の考えを述べるのを敬遠します。私はここでこの種のコンサルタントに言及するつもりはありません。

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【ブログVol.25】「変えるべきか変えざるべきか?」 ― 決断までの一連の思考を展開する

2016年3月8日
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既存の考え方に逆らって本当に大丈夫?

Smiling couple buying milk at the supermarket

プライベートブランドは低価格を売りにするものだと皆思っています。ですから、通常の価格より高い値段でプライベートブランドの商品を売るのは直感に反しているしリスクがあります。非常に限られたスペースと狭い駐車場しかない環境で現在GoodChoiceが相手にしている市場セグメントには、GoodChoiceの安い価格が不可欠な顧客が多いのです。その制限から、GoodChoiceは顧客によく合う品を絞り込んで売らざるを得ないのです。顧客の多くは「試し買い」するほどお金に余裕がないので、商品一つ一つが十分良い品質でなければなりません。私には、そう高価なプライベートブランドを発売するのは、そういう状況では賢明な考え方ではないように見えます。差別化がすべてうまくいくとは限らないのです。

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