バッファ管理

【ブログVol.99】オペレーションは大幅に改善した。 さあ、次はどうしよう?

2017年9月11日
/
Comments Closed
Share

Concept of confusion and business career with business people

これまでの主なTOCアプリケーションは、市場に至る価値の流れ(フロー)を改善することに焦点を当ててきました。実際、5段階集中プロセス、DBR、CCPMそしてTOC流の補充はすべて、顧客への信頼性の高いデリバリを達成するのが目的です。

それを達成した後の明らかな課題は次のとおりです:

もっと売上を伸ばすために、大幅に改善したオペレーションの強みをどう収益にするか?

Share
続きを読む

【ブログVol.95】経営上の必要性と「掌握できている」ような錯覚

2017年7月6日
/
Comments Closed
Share

不確かな状況に居るのは怖い。私たちは、莫大な労力を注いで、未来を予想し、可能な限り本当に悪い結果を避けようとしています。人は、迷信を使って、確かな未来を描いて、きっとそう酷いことにはならないはずだと思い込もうとします。また、統計を用いてその恐怖を和らげ、少なくとも、その真相を大局的に整理しようとしている人々もいます。

「掌握(コントロール)できている」というのは、まずまずの確度で将来がどうなるか予測できている、ということです。定義によっては、システムを「支配している」という定義もありますが、それは、どちらかと言えば、システムを支配する者がいるお陰で、今の状態から大きく逸脱することはない、という意味です

Share
続きを読む

【ブログVol.94】変革途中の移行期の役割り

2017年6月19日
/
Comments Closed
Share

Dark clouds rolling away positive change transformation concept.

今回は、2011年のTOCICOカンファレンスでのプレゼンを振り返ってみたいと思います。大きな変革では、予期しない悪い影響や解明が必要な兆候が現れ易くなります。TOCを導入するには、マネージャーもその部下も、考え方を大きく変えないといけないのは確実です。私にすれば、この問題は、ゴールドラット博士が亡くなって6年経った今議論すべき、最も重要なテーマに見えます。なぜなら、その変革を成功させる責任は我々にあり、我々が今まで非常に慎重に構築してきた素晴らしいチェンジ・マネジメントプロセスでも判断できないほど大きな挑戦だからです。

Share
続きを読む

【ブログVol.76】計画負荷の背後にある重要な情報

2016年9月16日
/
Comments Closed
Share

私が計画負荷(Planned-Load)という概念を考えついた当時は、私のMICSSシミュレータにも「あったら便利だが無くても済む」おまけ機能くらいにしか思っていませんでした。 そのMICSSは、生産管理に関わる様々なポリシーやアイデアを吟味する機会を与えてくれたものです。しかし、私もその計画負荷がいかに重要か理解するのに何年もかかりました

Share
続きを読む

【ブログVol.57】なぜレッドゾーンはバッファの1/3なのか?

2016年6月24日
/
Comments Closed
Share
Young successful businessman jumping over gap. Risk and challenge concept

こんな場合はレッドゾーンってどんだけー???

バッファ管理は、TOCで我々が今現在していることをはるかに越えた波及効果のある重要な洞察です。ここで重要な点は、正規分布あるいはベータ分布やガンマ分布といった、よく知られた数学的な分布では表わせない変動に対処するものだということです。つまり、バッファ管理は、変動が既知の形状のどれに従うか一切想定せず、計画立案でバッファのサイズをどう設定したかにも依存しない、純粋な制御メカニズムを提供します。

Share
続きを読む

【ブログVol.43】豊富な品揃えの提供か、安定したアベイラビリティの保証か

2016年4月14日
/
Comments Closed
Share

商品の品揃えの仕方には、潜在顧客への基本的なメッセージが異なる2つのタイプがあります:

  1. 私たちは、お客様が本当に必要なものは何でもご用意しております。万一在庫に無い場合でも、お客様のために直ぐお作りできますので、ご安心ください。
  2. 私たちは、お客様に相応しい魅力的な品揃えをご提供いたしております。

Rows of beautiful elegant colored women's shoes on store shelves.

Share
続きを読む

【ブログVol.40】MTAの基礎を支える主な本質的知見

2016年4月6日
/
Comments Closed
Share

見込生産あるいは在庫管理の限られた領域を対象にした話し

Warehouse manager checking his inventory in a large warehouse

私はこれまでMTAMake-to-Availability)のインプリメントでビックリするような間違いを沢山見てきました。特にそもそもアベイラビリティを提案すべきでなかったことが多かった。それ以外の間違いを見ても、その基礎になった重要な考え方(洞察、知見)に対する誤解があることが分かります。まず私の理解に基づいて、「在庫補充(Replenishment)」と呼ばれる方法論の基礎になっている主な考え方を言葉にしておきたい。その上で、次回の記事では、現在知られている「MTA」向けのTOCソリューションの境界について述べます。

Share
続きを読む

【ブログVol.39】DBR/SDBRの境界

2016年4月1日
/
Comments Closed
Share

DBR(Drum-Buffer-Rope:ドラム・バッファ・ロープ)は、TOCの製造向けの計画立案法です。この記事では、顧客が製品と数量、納期を指定する受注生産(MTO:Make-To-Order)のためのDBR/ SDBRについて述べます。在庫生産の境界については別の記事で扱います。また、計画の立案だけでなく、実際製造する間の優先順位を示すバッファ管理にも触れます。

Share
続きを読む

【ブログVol.38】CCPMの境界

2016年3月31日
/
Comments Closed
Share

クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント(CCPM:Critical Chain Project Management)は、TOCで最も成功し広く知られたアプリケーションです。CCPMの最も際立った特徴は、不確実性への対処の仕方で、2番目に際立った特徴は、評価尺度が如何に人間の行動に影響を及ぼし、如何にそのパフォーマンスを大きく左右するかの理解です。

_EliSchragenheimBlog_POST38_fig_1

Share
続きを読む

【ブログVol.4】不確実性への対処においてTOCがこれまで成し遂げたこと

2015年12月23日
/
Comments Closed
Share

TOCは常に、いつでも起き得る日常的な不確実性にフォーカスしてきました。しかし、不確実性への対処の仕方あるいはツールについて、その全体的な波及効果は完全には一般化していませんでした。そこでこの記事では、DBR、CCPMおよび在庫補充に由来する広範なインパクトをテーマに書こうと思います。

Cure for Uncertainty - Blue Open Blister Pack Tablets Isolated on White.

Share
続きを読む

【ブログVol.3】「日常的で避けられない不確実性」にまつわる問題

2015年12月17日
/
Comments Closed
Share

Close up male hand with dices on double sixes.

必ずしもマネージャーがすべき意思決定のどれにもリスクがあるわけでなく、深刻な損失を被るものもあれば、相当大きな利益が得られるものもあるのです。実際それほどリスクの高い意思決定は非常に稀です。私がいつも言うように、大部分の組織はマネージャーが過度に保守的になるよう仕向けていますが、「日常的で避けられない不確実性」に対する間違った対処方針で被る巨額な損失に比べたら、その人々が行う意思決定による損失は取るに足りません。

たとえば、CCPM(TOCのプロジェクト管理向けソリューション)を考えた場合、プロジェクトのバッファを目に見える形で計画に含めることが、何故それほど劇的に新しい考え方に見えるのか考えてみると良いでしょう。一体なぜ人々は、タスクの期間は明確に決まっていると言い張るのでしょう?

ゴールドラット博士は、組織というものは不確かなのに無理やり確かに見せたがるものだ、とよく言っていました。 

Share
続きを読む