CCPM

【ブログVol.86】概念実証のための正しい実証実験の追求

2017年3月3日
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Keys to Success - Concept photo. Old key with paper label on wooden background - Solution text.

どんな変化(変革)にも、どれほど大きな利益・恩恵があると言われようが、何か悪いことが起きそうな不安が付きものです。といって、その不安は簡単に解消するのか、得られる利益に比べたら取るに足らないのか、証明しようにも実用的な方法が無い場合が余りにも多い。想像すらできない未知への不安もあります。しかも、その価値をゴール(目標)への金額的な貢献に翻訳するのは難しいのが普通です。

概念実証(POC:Proof-of-concept)という言葉は、コンセプト(考え方、概念)が実際に役に立ち有効なものである論理的な証拠を与えることの一般的な表現です。理論的には、優れた未来ツリー(FRT:Future-Reality-Tree)があれば、その証拠を示せるはずですが、不安をすべて消すには不十分だと思います。特に未知への不安はそれでは消えません。

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【ブログVol.85】よく知られたTOCのアプリケーションでTOCの熟練者が犯しやすい間違い

2017年2月22日
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Illustration depicting cut out letters arranged to form the words live and learn.

TOCのアプリケーションはどれも、ただレシピに従ってやればえばいい段階にはないと私は思います。確かに、SDBR、アベイラビリティ保証の見込生産(MTA: Make-to-availability)、消費同期の多頻度補充、CCPMにはそれぞれレシピがありますが、現実には、そのレシピから外れないといけないケースがあまりにも多いのです。

TOCのインプリメントを成功させるためのレシピの裏には、時に目に見えない2種類のTOCの基本的な仮定(前提条件)があります。

  1. 組織自身の現実に当てはまらない前提条件
  2. 顧客に当てはまらない仮定
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【ブログVol.76】計画負荷の背後にある重要な情報

2016年9月16日
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私が計画負荷(Planned-Load)という概念を考えついた当時は、私のMICSSシミュレータにも「あったら便利だが無くても済む」おまけ機能くらいにしか思っていませんでした。 そのMICSSは、生産管理に関わる様々なポリシーやアイデアを吟味する機会を与えてくれたものです。しかし、私もその計画負荷がいかに重要か理解するのに何年もかかりました

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【ブログVol.70】シンプルとは本当はどういうことなのか?

2016年8月25日
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Photo taken from underneath the silver "Bean" at Chicago Millenium Park shows abstract reflections in the sculpture.

ゴールドラット博士は、どんな組織もそもそもシンプルでなければならないと仮定しました。この信念は、TOCの4本柱の1本で、私の考えでは最も重要なものです。しかし、それを人間の組織に当てはめようとすると、さらに新しい複雑な理論と正面から衝突します。

注意:この記事では、目標(ゴール)があって顧客になにか製品やサービスを提供する組織だけを取り上げます

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【ブログVol.42】良い計画とは? 計画と実行の関係

2016年4月12日
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After analyzing complex formulas the businessman realizes the best result is to keep it simple.

ひとつの「計画」は意思決定と実行指針の集まりで、そのほとんどは、望む目標を達成するために将来のどの時点かで実行しないといけないものです。そして、どんな計画であれ、一番最初のミッションは、その計画の目的・目標、品質基準を含めた成果物を記述することです。

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【ブログVol.39】DBR/SDBRの境界

2016年4月1日
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DBR(Drum-Buffer-Rope:ドラム・バッファ・ロープ)は、TOCの製造向けの計画立案法です。この記事では、顧客が製品と数量、納期を指定する受注生産(MTO:Make-To-Order)のためのDBR/ SDBRについて述べます。在庫生産の境界については別の記事で扱います。また、計画の立案だけでなく、実際製造する間の優先順位を示すバッファ管理にも触れます。

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【ブログVol.38】CCPMの境界

2016年3月31日
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クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント(CCPM:Critical Chain Project Management)は、TOCで最も成功し広く知られたアプリケーションです。CCPMの最も際立った特徴は、不確実性への対処の仕方で、2番目に際立った特徴は、評価尺度が如何に人間の行動に影響を及ぼし、如何にそのパフォーマンスを大きく左右するかの理解です。

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【ブログVol.4】不確実性への対処においてTOCがこれまで成し遂げたこと

2015年12月23日
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TOCは常に、いつでも起き得る日常的な不確実性にフォーカスしてきました。しかし、不確実性への対処の仕方あるいはツールについて、その全体的な波及効果は完全には一般化していませんでした。そこでこの記事では、DBR、CCPMおよび在庫補充に由来する広範なインパクトをテーマに書こうと思います。

Cure for Uncertainty - Blue Open Blister Pack Tablets Isolated on White.

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【ブログVol.3】「日常的で避けられない不確実性」にまつわる問題

2015年12月17日
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Close up male hand with dices on double sixes.

必ずしもマネージャーがすべき意思決定のどれにもリスクがあるわけでなく、深刻な損失を被るものもあれば、相当大きな利益が得られるものもあるのです。実際それほどリスクの高い意思決定は非常に稀です。私がいつも言うように、大部分の組織はマネージャーが過度に保守的になるよう仕向けていますが、「日常的で避けられない不確実性」に対する間違った対処方針で被る巨額な損失に比べたら、その人々が行う意思決定による損失は取るに足りません。

たとえば、CCPM(TOCのプロジェクト管理向けソリューション)を考えた場合、プロジェクトのバッファを目に見える形で計画に含めることが、何故それほど劇的に新しい考え方に見えるのか考えてみると良いでしょう。一体なぜ人々は、タスクの期間は明確に決まっていると言い張るのでしょう?

ゴールドラット博士は、組織というものは不確かなのに無理やり確かに見せたがるものだ、とよく言っていました。 

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