思考プロセス

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【ブログVol.110】意思決定:感情とロジックの対話

私たちTOCの仲間は、人は、論理的な思考をする存在であり、全力を尽くしてものごとを明晰に考えようとし、それによって最良の結論を導くことができると考えています。では、我々は明晰な思考ができるとして、それが私たちの意思決定にどう影響するのでしょ...
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【ブログVol.98】最も難しい経営スキルを養う

マネージャー皆に不可欠な本当に重要なスキルが1つありますが、その要件を満たすレベルのスキルを持った人はほとんどいません。人を率いて定めた目標を達成する、あるいは、事業開発その他戦略上の課題に重点的に取り組む、または、製品の独自の価値を市場に...
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【ブログVol.97】医療における共通の対立とその深刻な結果

生と死、そしてお金を扱う上での共通の難しい対立があり、医療機関の経営は非常に困難です。対立で感情が激しくかき乱されて、オープンで筋の通った議論がほとんどできなくなるほどです。そういう状態では事態が悪化するばかりです。 ゴールドラット博士は、...
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【ブログVol.96】もっと多く達成しようとする組織を邪魔するのは、いったい何なのか?

制約と中核問題(Core Problem)の違い 組織で働くマネージャーとコンサルタントは皆、常に、このタイトルの疑問を自問自答すべきです。また、この疑問は、組織のゴール(目標)にフォーカスを当てたものです。ですから、その問いに答えるには、...
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【ブログVol.87】真の洞察とレシピの違い

私たちは皆、考えるだけで時間をほとんど潰してしまうほど我々を悩ます一番大きな問題を解決したい。一般的に言えば、そういう問題を驚くほどきれいに解消してくれるソリューションが2つあります: 特定の問題をうまく処理する詳細な処方。私はそれを「レシ...
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【ブログVol.78】Small-TOCとBig-TOC - TOCの忌々しい重大な問題への取り組み

TOCは今岐路に立っています。製品とサービスのフローを改善してデリバリの信頼性を高めるための、よく知られ明確に定義された方法論が既にあります。それと同時に、我々はゴールドラット博士から、因果関係を分析するツールをちゃんと使って、組織の成功を...
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【ブログVol.45】TOCはイデオロギーか、それとも現実的な方法論か?  TOCの柱についての考察

私は、いくつかの刺激的なコメントのお陰で、前回の記事で取り上げたTOCの境界について「発話思考法」を続ける気になれたのが、非常にうれしい。 まさしくHumberto Baptista氏のご指摘のとおり、私が紹介した2つの公理は、より高い目標...
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【ブログVol.44】TOCの境界 「TOCではないもの」とは一体何なのだろう?

コロンビア出身のTOCの専門家で私の同僚Alfonso Navarro氏は、誰かTOCの方法論に異論を唱えて、大きな変化を提案したり、一度も議論されたことがない新しい考えを提起したりすると、「それはTOCではありません!」と切り返していると...
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【ブログVol.31】狙う市場セグメントを明確にすること - 放置された重大な問題

ゴールドラット博士は、「市場を分けなさい-リソースを細部化するな!」と言いました。 ゴールドラット博士は、同じグループのリソースが生産し供給する基本的に同じ製品は、複数の価格が設定できるように、できるだけ多くの異なる市場セグメントに参入すべ...
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【ブログVol.15】制約の簡単な歴史

TOCで言う「制約」の適切な定義は何なのかをめぐる最近の議論をみて、ゴールドラット博士の制約に対する姿勢の発展的変化をクローズアップして、その歴史的事実を簡単に振り返ってみたくなりました。 制約理論(TOC:Theory of Constr...