【ブログVol.29】重要な意思決定に対するTOCの支援(DSTOC)

2016年3月14日
/ / /
Comments Closed
Share

私は、人は自分では自分の作品の価値を証明できないという、ユダヤの古い格言を知っています。確かにそうですが、とても忙しい人々が貴重な時間を割いて、ほとんどすべてのビジネスにとって重要だと私が勝手に思っている話しを聞きに来て、演習を体験して、それについて議論してくれるのには、なぜか大いに興味をそそられてしまいます。

話しの内容についてはこのURLを見てください: http://tinyurl.com/p25dtat(訳注:https://www.youtube.com/watch?v=uv-90Nv3Ybk

elis_work_shop3

組織の意思決定で重要な次の3つの領域は、特に気を配る価値があります:

  1. 何を売るのか?

その質問への答えは、組織が何を顧客に提供するかを単に定義するだけのものではない。それに関連して提供する様々なものやサービス、さらに、どれをより優先して売るか決める際の、個別の製品やサービスの相対的な優先順位に関する、頻繁で多くの意思決定を含むものだ。利益(または別の目標)を最大化する全体としての製品ミックスを設定する継続的な努力が必要で、そのミックスも需要とキャパシティの状態に応じて常に変化する。

  1. 組織にもちろん、多くの見込み客にとって、どんな価格で売るのがよいのか?
  2. 組織として、人を含む自由に使えるキャパシティ(available capacity)を、どれくらい確保しておくべきか? 

何時でも使えるキャパシティを確保しておくための投資は、組織が近い将来のうちで何を提供できるかを決める。それ故、確保しておくキャパシティのレベルの変更は「難しい決断」だ。それは不確実性が高い中で行う意思決定であり、もし将来の需要が投資に見合わないものだったら、その意思決定をした者は厳しい批判にさらされるだろう。

TOCは、上記の意思決定を支援する上での管理会計の一般的な方法に対する鋭い批判から始まりました。それからいくつか進歩したにしても、管理会計の一般的な手法にはまだ根本的な欠陥があります。TOCの手法や知識にも、上記の3つの重要な意思決定にうまく対処できるには、何らかの改訂やスコープの拡張が必要です。

私は以前このブログで管理会計の間違った仮定を指摘しました:

キャパシティとコストが線形だと仮定している。

さらに私は、現在のスループット会計の手法より相当に広範なソリューションの方向性も簡単に示しました。

しかし、そのソリューションをちゃんと理解するには、例題と支援ソフトウェアの実習で多くの経験を積む必要があります。その特別に深い理解がないと間違った近道をする危険性が高いのです。

ブログ、ウェビナーあるいはプレゼンテーションを使えば沢山のことができるでしょうが、なんと言っても、対面学習にはそれらのツールを補うさらに強力な特性がいくつもあります。

私はこの記事の話題をテーマにした2日間のワークショップを開催するつもりです。それは10月15~16日パリで行う予定です。先ほど示したURLのリンクには、その詳細な情報が含まれています。もしあなたが私のブログを読むのに強い関心があるなら、そのワークショップに参加すれば今まで知らない価値が得られると信じます。その価値は、他の方法で伝えるのは私にはまだ難しい価値です。

 


関連記事:

共同の意思決定プロセス

制約のスループット速度は、本当に役立つのか?

MTA(アベイラビリティ保証の見込生産)の境界


著者: エリ・シュラーゲンハイム
飽くなき挑戦心こそが私の人生をより興味深いものにしてくれます。私は組織が不確実性を無視しているのを見ると心配でたまりませんし、またそのようなリーダーに盲目的に従っている人々を理解することができません。

この記事の原文: The TOC Key Decisions Support (DSTOC)

全ての記事: http://japan-toc-association.org/blog/

Share

Comments are closed.